2024/08/10 (Sat) 20:19
Web版の配信遅れました。申し訳ありません
Arikainaメールマガジン 2024/8号
皆様こんにちは、Arikaina発行人です。
今月は以下のような記事を掲載しています。
※本紙ホームページから全ての記事をご覧いただけます。
Arikainaホームページ
https://arikaina.com
▼自然度の高い天然林がピンチ?広川〜日高地方の巨大風力発電所計画
https://arikaina.com/_article/202408/shin-shirama-windmill-1.html
▼ぬいぐるみは品切れ寸前に 大人気!ワカヤマソウリュウ特別展
https://arikaina.com/_article/202408/wakayama-souryu-1.html
▼有田市が「市長への手紙」を削除
https://arikaina.com/_article/202408/letter-to-mayor-1.html
▼千恵蔵が、長谷川一夫が、フィルムでよみがえる!「名作シネマシアター」チケット販売開始
https://arikaina.com/_article/202408/cinema-1.html
▼ほか記事一覧
https://arikaina.com/_article/202408/kiji-index.html
メルマガ読者の皆さんこんにちは、Arikaina発行人です。
さすがに今月号には間にあわなかったのですが、8日に日向灘で大きな地震が起き、「巨大地震注意」というのがはじめて発令されました。正直そんなのがあるのも知らなかったです(爆)
8日の気象庁の会見をYoutubeで見ましたが、とりあえずすぐに巨大地震が来るとかそいういうものではない、とも言い切れないような、いやでも確率が上がっているのは間違いない、けどそんな確率高いわけでもない…みたいな、何か奥歯にモノが挟まったような、「どっちやねん」的な会見でした。
素人なりに気象庁が言ってたことを理解しようとしてみますと、南海トラフは海の方から陸の方へとプレートが沈み込んでおり、1回地震が起こるとほかのところでも起きる可能性が上昇する。つまりプレートがバチンと行くわけですから、同じプレートのほかの部分もパチンと行くかもしれない。実際、過去にも地震が連続して起こっているので、警戒するのに越したことはない。ぐらいな感じでしょうか。
ただ記者会見でも気象庁の人が言ってましたが、巨大地震は十中八九、何も前触れもなく起こるそうです。とりあえず一週間は気をつけるということになってますので、できるだけ外出を控えるとか、そうしといた方がいいのかもしれません。
しかしこの一週間という期間も別に科学的な根拠があるわけではなく、内閣府から「社会的受忍限度」ということで一週間と決まってるとのこと。気象庁では普段通りの生活をと言ってましたが、実際、県内でもJRが徐行運転はじめたり、紀南の海水浴場が閉めたりと、影響が出ています。
とりあえずあと5日間ですが、神奈川でも地震があったことでまた変わるかもしれません。私もこれから本紙の配布に行かないといけませんので、外出を控えるというわけにもいかないのですが、しばらくは明日にでも大きな地震が起こるかも、という意識は持っといた方がいいのかなと思います。まあ本当はそれ普段から、ってことではあるわけですが。
で、やっとこれから配布する8月号についてですが、今月はまた風車のことについて大きくとり上げました。先月書いたDreamWindと同じ白馬山脈ですが、もっと西の方の(仮称)新白馬風力発電です。
ここは今稼動している事業のリプレース…という建前ではあるのですが、実際にはリプレースというより完全に新規事業、それもかなり規模を大きくしての新規事業です。
で、そうなると前に風車が建ってたとこにまた建てればいいのではと思いますが、なぜか今回の事業者(JR東日本)は、基本的にそれはしないと言っています。で、記事にもしましたように、より自然度の高い西の方を開発して風車を建てると言っています。
不可解なのはそう言ってるにも関わらず、現在風車が稼動しているところも事業実施区域にふくめていることです。たしかに建てる風車も今のよりはるかに大型のものにするみたいなので、現在の基礎はそのままでは使えないというのは前に聞いてました。
しかし素人考えではありますが、そうであれば新たに基礎から作ればいいはずです。審査会でも言われていたように「風車が大きくなるからできない」では、答えになっていないと思います。
今風車が建っているところには建てないが、でも今風車が建っているところも事業実施区域に含めている。これはなぜなのかと考えますと、考えられるのは、今建っている風車と風車の間をコンクリで固めて風車を建てる、というのはひとつ考えられると思います。
しかし現在稼動している風車はかなり狭い感覚で立ち並んでおり、その間にさらに巨大な風車を建てるというのも…まあできなくはないんでしょうが、どのみち現在の風車を撤去したら埋め戻すと言ってるんですから、なおさら「今のとこで基礎からやり直して建てれば?」という気がするのですが、事業者は、なぜかそれは基本しないと言っているわけです。
そうなるとなぜこういう事業実施区域にしているのかと考えてみますと、要は最初にできるだけ大風呂敷を広げておいて、何らかの理由で土地が取得できないとか、そういうところが出てきて事業規模を縮小しなければならなくなっても対応できるようにしているのでは、という気がします(あくまで想像です)。
たとえば今回の審査会でも、「なぜ自然度の高いところを開発するのか」という疑問に関して、JR東日本は「おっしゃる部分は、悩ましいところがある。地球環境問題を広く解決していくためにも再エネを推進していくということがある一方、ミクロなところでは部分的な環境破壊もあり得る」と回答しています。
そういうことを主張されるのであれば、今度できる風車により削減できるCO2と、天然林を破壊することで失われるCO2の吸収効果、工事により排出されるCO2、風車の建造により排出されるCO2を比較し、これだけ環境に貢献しますということを言えなければ説得力ないような気がします。
しかしJR東日本の回答には数字がまったくないですし、それどころか言葉通りに捉えれば、地球環境問題の解決のために環境破壊を行うと堂々と言っています。
たしかに、風車を建てることで地球環境問題の解決に相当効果があるのが自明ならこういう言い方でもいいでしょうが、ちょっと前にこのメルマガでもふれた通り、今、日本の陸上風力による発電量は、すべて足しても全発電量の1%にも満たないものです。実際、審査会でもそういう意見が出ていました。
じゃなぜこういう回答をするのかと考えますと、とにかくご自分たちに相当自信がおありなんだろうなという気がします。つまり多少不利な数字とか出ていても、とにかく自分たちがやることはいいんだ、みたいなジャイアン気質です。記事に書きました、何でも「可能なかぎり影響を低減〜」みたいな書き方も、意地悪く解釈すれば、要は自分たちが可能な限り影響を低減すればそれでいいんだ、と言っているように聞こえなくもありません。
これも前に記事にしましたが、JR東日本は住民説明会でも、参加者に録音を禁止する一方で、自分たちは録音すると堂々と言っていました。日高の反対派の人たちはすでにホームページを立ち上げてますが、おそらく、これから反対運動もDreamWindみたいに本格化していくかもしれません。JR東日本が「のび太は何もしなくていいんだ」とか「のび太の言うことなんか聞かなくてもいいんだ」みたいなジャイアンでないことを、切に祈るばかりです。
と言うわけで、今月はこれぐらいにしておきます。なんか地震に構えとかないといけないのかそうでもないのかよく分からん感じですが、しかし社会の受忍限度で一週間って話ですが、紀南とか観光地はこれからまさにかき入れ時のはずですから、結構影響も出てくるのではと思います。
もうひとつ明るい話題で、先月に続いて記事にしたワカヤマソウリュウですが、特別展は大変な盛況のようです。私も昔から何度も記事にしてきましたし、すごい注目度で、なんか私も嬉しいです(笑)
ただ先月も博物館がノータッチのフィギュアがネットで販売されているというのを記事にしたのですが、今月調べてみますと、ワカヤマソウリュウのトートバッグとかTシャツ、パーカーとかが販売されていました。
もちろんこれらは博物館ノータッチ。今のところ、いわゆる手づくり雑貨とかを販売するサイト、要は個人レベルですが、もっと人気が出れば企業がグッズ化とかキャラクター化するかもしれません。
別にそれでも人気が出ればそれでいいのかもしれませんが、必ずしもいいイメージでばかり使われるとは限りません。以前検討はされていたみたいですが、愛称である「ワカヤマソウリュウ」は、商標登録はしておいた方がいいのではないかと思います。
それとこれは博物館公認の様なのですが、紀美野のアンフィという会社が、ワカヤマソウリュウの実物大頭骨レプリカを35万円で販売開始しています。アンフィ社は博物館のガチャガチャで販売されている化石のミニチュアを作成しているそうなのですが、実物を3Dスキャンしたデータを使われています。
当然そのデータは博物館による調査で得られたもの、つまり公費によるものなので、ここら辺を営利目的で使う場合はどういう条件にしているのか、というのも少し気になりました。
せっかく和歌山から新しいスターが登場するかもというところまで来ていると思いますので、博物館からしますとまったく畑違いのことかもしれませんが、教委とかでイメージやキャラクター、権利の管理といった部分もやっていく必要があるのでは、と思いました。それではまた来月〜
※次号は9月10日発行です。
有田・海南のフリーペーパー Arikaina
発行 内河将史
https://arikaina.com
arikaina@gmail.com
〒649-0111 和歌山県海南市下津町方187-10
参考=
YouTube「気象庁 緊急記者会見【令和6年8月8日19時45分】」
https://www.youtube.com/watch?v=yKVpXOcZisM
気象庁「南海トラフ地震について | 南海トラフ地震とは」
https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/nteq/nteq.html
田辺市「田辺扇ヶ浜海水浴場 海上遊具・ビーチスポーツ場」
https://www.city.tanabe.lg.jp/kankou/2024-0704-2217-40.html
白浜町ホームページ「南海トラフ地震臨時情報の発表に伴う観光施設等の営業について※8月9日更新」
https://www.town.shirahama.wakayama.jp/soshiki/kanko/koen/gyomu/2914.html
JR西日本 West Japan Railway Company
https://www.westjr.co.jp/
アンフィ合同会社「実物サイズ!(黒単色)ワカヤマソウリュウ 復元頭骨レプリカ 和歌山県で発見されたモササウルス!」
https://amphillc.thebase.in/items/88097036