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Arikaina 2025/11 広川町、鷹島を売却へ[1]
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「良好な風致の維持を図ることが必要な地域」を開発
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広川町、鷹島(たかしま)を売却へ 向かいの岬にホテルを建設か[1]
広川町は10月末、ホームページで同町にある岬「名南風鼻(なばえのはな)」と、その向かいに浮かぶ「鷹島(たかしま)」に宿泊施設を整備する事業者を募集すると発表しました。一帯は県立自然公園に指定されているほか、日本遺産にも認定されています。同町によると鷹島の全域、さらに名南風鼻の西側一帯の町有地が売却されるとのことです。県もホームページで宿舎事業の推進を目指すと発表し、宿舎とは「ホテル等を指す」としています。
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鷹島と名南風鼻(右)(11月6日撮影)
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自然公園にある鷹島と名南風鼻
2億3500万円〜で売却
広川町が発表した募集要項によると、鷹島と名南風鼻の町有地、さらに名南風鼻側で一部私有地を町が購入し、事業用地として売却するとしています。私有地は、すでに土地所有者と売買契約を締結。町の企画政策課によると、9月の町議会で土地を購入するための予算も付いているとのことです。公募は提案内容を審査して事業者を選定する「プロポーザル方式」で実施されます。
賃貸ではなく売却としたことについて、同課では本紙の取材に「整備されている土地であれば賃貸という話もあると思うんですが、実際ここで事業をするとなりますと、道から造成するようなことになると思います。賃貸ですと賃貸期間が終了すれば現状復旧という話もあると思いますが、造成もふくめて現状復旧はなかなか難しいものがあると思います」などと答えていました。
募集要項では鷹島・名南風鼻をあわせて、売却の最低価格は約2億3500万円。同町の企画政策課によると、数年前から県でホテル誘致を進めている部署があり、そこから町に話があったとのこと。一方、県の自然環境課では「公園計画の見直しを行っている時に、広川町さんの方から意見があった」と話しています。
県の西有田自然公園の公園計画書('20年度)では「名南風鼻周辺の自然探勝の拠点となる宿舎」を整備するとしており、少なくとも5年前には構想があった模様です。
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2025/11号
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