産地偽装で揺れる「日本グルメ市場」 須坂市の職員と「通常以上の関係性」[2]湯浅町でも偽装が発覚 グルメ市場と職員の関係について「そういったことはない」須坂市での問題が発覚後、7月には湯浅町でも、グルメ市場が担当していた返礼品で産地偽装が発覚しました。本紙では須坂市による報告書の公表後、湯浅町に「町の職員がグルメ市場から食事をおごられたり、書類の書き換えを依頼されていたことはないのか?」と聞いてみましたが、町では「事業者と個別に会食するなど、そういったことはない(町ふるさと振興課)」と話していました。 須坂市、グルメ市場の不動産や預金を仮差押え須坂市はこの産地偽装により、総務省から2年間、ふるさと納税ができなくなる措置を受けています。市の運営にも影響が出ており、三木正夫市長は7月の市の広報で、予算について「市民生活に極力影響を及ぼさないよう、優先順位をつけて整理縮小することとしました」と記しています。 須坂市が8月26日付けでホームページに公表している資料によると、同市はグルメ市場に対する訴訟を予定。それに先立ち財産を保全するためとして、和歌山県と長野県にある同社の不動産や預金の仮差押えの申し立てを行い、7月29日に長野地方裁判所より仮差押決定を受けたとしています。 湯浅町でも須坂市での問題が発覚したあと、グルメ市場があつかっていた返礼品をすべて停止しています。また長崎県諫早市や佐賀県上峰町など、過去にふるさと納税で産地偽装が発覚した自治体では、その後、寄付額が減少した例もあります。湯浅町は今のところグルメ市場に訴訟を起こす構えは見せていませんが、もし訴訟となった場合は、須坂市での動向が影響することも考えられそうです。 参考=Arikaina 2025/8「町外産の「まりひめ」などが町内産に 湯浅町のふるさと納税で偽装が発覚[1]」(https://arikaina.com/_article/202508/mislabering-1.html)/須坂市ホームページ「須坂市ふるさと納税問題第三者委員会報告書の公表について」(https://www.city.suzaka.nagano.jp/furusato/oshirase/7505.html)/須坂市ホームページ「ふるさと納税の対象となる地方団体の取消し処分について」(https://www.city.suzaka.nagano.jp/furusato/oshirase/7197.html)/広報須坂 2025年7月号(https://sv_pc.ecocat-cloud.com/lib/ecolab/export/9c0dd1e4_fb44a4ea/book.html?bid=6245&startpage=1&url=https://sv_pc.ecocat-cloud.com/&key=ad06d7cf54d1cae8e5e8debef4cf68b5&callback=afterComp)/須坂市ホームページ「株式会社日本グルメ市場に対する不当利得返還請求に係る仮差押えについて」(https://www.city.suzaka.nagano.jp/furusato/oshirase/7504.html)/諫早市議会会議録 令和6年第2回(3月)定例会(第4日目)(https://www.city.isahaya.nagasaki.dbsr.jp/index.php/4137006?Template=doc-one-frame&VoiceType=onehit&VoiceID=128460)/上峰町議会会議録「文書閲覧 令和7年第1回定例会(第3日)」(https://www.town.kamimine.saga.dbsr.jp/index.php/4007928?Template=view&VoiceType=select&DocumentID=448#48) (1) (2)
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