|
Arikaina 2024/5 「ファミール産院ありだ」オープン
|
|
「近いに越したことはないんです」
|
"有田でお産"この春からも 「ファミール産院ありだ」オープン
4月、有田市に新しい産科クリニック「ファミール産院ありだ」がオープンしました。有田地域では唯一のお産ができる施設となります。県内でも各地でお産ができる施設が減少する中、有田の各市町は今後10年間は「ファミール産院ありだ」を支援するとしており、少なくとも有田地域では、しばらく地元でお産できる体勢が継続されることになります。
しかし海南市では、唯一のお産ができる施設がこの9月で分娩をとり止めることが分かりました。紀の川市でもすでにお産ができる施設がゼロとなっており、県内全体で見れば、いかにお産ができる施設を確保していくかは今後も大きな課題となりそうです。


|
「ファミール産院ありだ」の建物は、昨年閉所した「糸我保育所(写真中、昨年撮影)」を改装したもの。壁のゾウさんとキリンさんは「卒業生の方が戻って来やすいように」と残されました。保育所のプレート(写真下)も残されています。
|
師匠から「お前が来ても迷惑だ。力つけてこい」
「お産難民」を助けるため、全国各地へ
「ファミール産院ありだ」をオープンしたのは、島根県出身の産科医・平野開士(はるひと)さん。産科医になろうと思ったきっかけは、のちに"師匠"となる一人の医師だったそうです。「(地元である島根県の)浜田市で『お産ができなくなるかも』という話をしていたときに、1人の医師の方が奮闘していたんです(平野さん、以下カッコ内同じ)」
そのころ研修医だった平野さんが、力になろうとその医師のところに働きに行こうとすると「お前が来ても迷惑だ」と言われたそうです。「研修医ですから、もっと力をつけて、一人前になってから来いと言われました」
次ページ「『最初から開業する予定でした』」
次の記事
JR東日本、風車大拡張を計画
|
|
←このページのコード
有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2024/5号
|
|