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Arikaina 2024/3 耐久高・センバツ出場で大フィーバー[3]
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あきらめなかったからこそ、
夢つかめた
耐久高校は、「稲むらの火」の故事で有名な浜口梧陵(ごりょう)が江戸時代末期に広村(現在の広川町)に開いた稽古場が原点です。その浜口梧陵には、こんな話が伝わっています。
安政地震(1854年)による大津波で、広村は壊滅的な被害を受けました。村人は津波を恐れて、大勢の人が村の外へと引っ越してしまいました。
渋谷家の吉兵衛さんという方も、湯浅に家を買いました。するとそれを聞いた梧陵さんが吉兵衛さんの元を訪れ、「友達のあなたも、湯浅に去ってしまう。このままでは、広村はだんだんと衰退してしまう」と、村の将来をまるで自分のことのように嘆いたところ、吉兵衛さんもこれに感じ入り、広村に戻ったとのことです。梧陵さんはその後、津波を防ぐために私財を投げ打って堤防をつくり、村の復興に尽力しました(渋谷家文書「夏の夜かたり」より)。
壊滅的な被害を受けながらも、決して村をあきらめなかった梧陵さん。それから170年後の現在、快挙を成し遂げた後輩たちにも、その精神は受け継がれていたのかもしれません。
耐久高校はセンバツ大会3日目(雨天順延がなければ3月20日(水))、浜口家が創業したヤマサ醤油(株)のある、千葉県代表の中央学院高校と初戦を迎えます。
参考=和歌山県立耐久高等学校硬式野球部(https://taikyu-supporter.com/)/耐久高校硬式野球部「元西武ライオンズ監督の東尾修さんが来校!」(https://baseball-club.com/taikyu/info/%E5%85%83%E8%A5%BF%E6%AD%A6%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%BA%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%81%AE%E6%9D%B1%E5%B0%BE%E4%BF%AE%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E6%9D%A5%E6%A0%A1%EF%BC%81/)/雑誌/定期購読の予約はFujisan「報知高校野球 2024年1月号 (発売日2023年11月30日)」(https://www.fujisan.co.jp/product/835/b/2465266/)/ベースボール・マガジン社「第96回選抜高校野球大会 完全ガイド(週刊ベースボール別冊春季号)」(https://www.bbm-japan.com/article/detail/49129)/Yellz「幕末創立・耐久高校!創部119年、初めての甲子園へ!!」(https://yellz.jp/detail/300025/project/297/)/兵庫県立社高等学校(https://www.hyogo-c.ed.jp/~yashiro-hs/bukatu/baseball/baseball.html)/耐久高校硬式野球部 特別後援会事務局「幕末創立の耐久、甲子園初出場!」(チラシ)/和歌山県立耐久高等学校「歴史と沿革」(https://www.taikyu-h.wakayama-c.ed.jp/gakkousyoukai/rekisitoenkaku.html)/和歌山県立文書館「和歌山県歴史資料アーカイブ 稲むらの火の館所蔵 渋谷家文書」(https://www.lib.wakayama-c.ed.jp/monjyo/archive/komonjyo/inamura_shibuya/)/公益財団法人日本高等学校野球連盟「第96回選抜高等学校野球大会」(https://www.jhbf.or.jp/senbatsu/2024/)/ヤマサ醤油株式会社「紀州から銚子へ」(https://www.yamasa.com/enjoy/history/choshi/)
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