Arikaina 2023/12 淺川組トンネル、検査は写真のみ
ほんまに大丈夫?

ずさんな工事が発覚した淺川組のトンネル 県がほかのトンネルも検査するも…検査は写真のみ[2]


長野県では昨年、「壁の厚さが4センチ」のトンネル
定期点検での見逃しも

 長野県では昨年、トンネルの壁に厚みが4センチしかない部分があったことが発覚しました。長野県の発表によると、壁が薄い部分があることが分かったのは同県木曽郡にある「ねざめトンネル」です。同トンネルは'02年に完成しましたが、'21年の定期点検で厚みが薄いところがあることが分かりました。本来なら「八郎山トンネル」と同様、30センチの厚みが必要です。

 長野県の木曽建設事務所によると、基本的に定期点検はトンネル内を叩き、音に異常がないかを調べるものとのこと。問題が発覚した時の点検では叩くと壁が崩れることがあり、薄い部分があることが分かったとのことです。

 同事務所によると、トンネルの定期点検は5年に1回。「ねざめトンネル」でも問題が発覚するまで何度か定期点検が行われていましたが、'21年までの点検では、壁に薄い部分があることは分からなかったとのことです。

 同トンネルを施工したのは、東京の西松建設(株)などのJV。同社は和歌山にも営業所を構えており、ホームページの施工実績によると、和歌山県内でもいくつかのトンネルを施工しています。

参考=わかやま県政ニュース「県道長井古座線 八郎山トンネルの施工不良とその対応について」(http://wave.pref.wakayama.lg.jp/news/kensei/shiryo.php?sid=38900)/和歌山県「知事記者会見 令和5年11月22日」(https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/press/05/11/20231122.html)/和歌山県議会「令和5年9月和歌山県議会建設委員会会議記録」(https://www.pref.wakayama.lg.jp/gijiroku/d00214377.html)/淺川組「施工実績-土木工事」(https://www.asakawagumi.co.jp/civil/archive/)/県道長井古座線 八郎山トンネル技術検討委員会 第2回委員会資料(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/080200/index_d/fil/siryou1_gizyutukentouiink.pdf)/県道井古座線 郎トンネル技術検討委員会 第1回委員会資料(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/080200/index_d/fil/siryou4_gizyutukentoukai.pdf)/和歌山県「知事記者会見 令和5年9月11日」(https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/press/05/9/20230911.html#d230911_qa)/和歌山県建設工事等契約に係る入札参加資格停止等措置要綱(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/081100/bid/simeiteisi/index_d/fil/teisiyoukou050701.pdf)/長野県「県道上松南木曽線ねざめトンネルの補修工事の実施について」(https://web.archive.org/web/20221227091033/https://www.pref.nagano.lg.jp/michikanri/press/221212nezametnunel.html)/西松建設株式会社「国内主要拠点」(https://www.nishimatsu.co.jp/company/network/domestic.html)/西松建設株式会社「実績」(https://www.nishimatsu.co.jp/ourworks/search_result.html?facility_basename=&entry_date=&area_basename=wakayama){article}

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