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Arikainaメールマガジン 2025/7号(2025/7/10発行)


Arikainaメールマガジン 2025/7号

皆様こんにちは、Arikaina発行人です。
今月は以下のような記事を掲載しています。

※本紙ホームページから全ての記事をご覧いただけます。
Arikainaホームページ
https://arikaina.com


▼湯浅が離脱、文書改ざんで警察沙汰 有田の新ごみ処理施設で問題続出
https://arikaina.com/_article/202508/garbage-dump-1.html

▼「全責任は尾花市長に」自殺した和歌山市職員の遺族が市を提訴
https://arikaina.com/_article/202508/wakayama-office-suicide-1.html

▼初島のエネオスに複数の企業が進出?有田市長が説明
https://arikaina.com/_article/202508/eneos-1.html

▼紀伊半島で増加?奈良県が新しいクマ管理計画 和歌山県でも検討中
https://arikaina.com/_article/202508/bear-1.html

▼ほか記事一覧
https://arikaina.com/_article/202508/kiji-index.html


メルマガ読者の皆さんこんにちは、Arikaina発行人です。 今月は…の前に、これ書いてるの10日ですが、先日から県選出の国会議員の発言でどえらいことになっています。

こういう時に失言とか放言とか暴言とかいろんな言い方ありますが、なんかもうそんなの通り越して、それらより一段ひどい言い方あったらそれがふさわしいみたいな、とんでもない発言です。どうやったらこんなひどい言い方思い付くのか、ってレベルです。なんかもう私も和歌山県民の一人として、能登のみなさんに謝りたい気分です。

ほんで昨日、和歌山で謝罪会見されたのですが、その時も薄ら笑い浮かべてたとか言い方が上から目線だったとかで、かえって火に油を注ぐ結果になってしまっています。私も昨日見ましたが説明もほん少なく、それほど謝罪の言葉を重ねているようにも見えませんでした。これだけ大きな話題になっている割には、時間も短かったのではないでしょうか。たぶんどこかの記者クラブで行われたのではないかと思いますが、記者の方も、もっといろいろ聞くことがあったのではと思います。

ほんでこの発言があってから、Xとかヤフコメとか(特にヤフコメ)で「失言」だの「能登」だの関連ワードがトレンド上位に。今日はさすがにマシになりましたが、昨日なんかずっとって言いぐらいこれの関連ワードが上位を占めていました。

で、上位ではなかったものの昨日は「和歌山」もランクインしていて、「こんな人選ぶ和歌山県民はどうなんだ」とか「なぜこういう人が当選重ねてるのか」といった書き込みもよく見られました。しまいには和歌山自体を否定するような書き込みもちょぼちょぼ見られ、県民とおぼしき人が「なんか悲しい」とか書き込んでるのも見かけました。

まあこの人に関しては、うちでも何回か記事にしました。悪い意味で(爆) トラブルメーカーと言うかとにかく不祥事が多く、別に今回のことがなくても「なぜこういう人が当選重ねてるのか」はまったく同感です。一体何が評価されて大臣だの委員長だのになってるのか、さっぱり分かりません。一時は知事選の候補者としても名前があがっていましたが、今にして思えば知事とかならなくてほんとよかったと思います。

最近でも、この方は「緊急事態宣言が出ている時に秘書がバーをハシゴしてた」とか「統一教会のことが問題になっている時に、文鮮明夫妻の写真の横で講演してた」とか、こういうことが報道された時も、ご本人が自ら出てきて釈明する、ということがほんとありませんでした。だいたい週刊誌とかに直撃されて、ボソっと答えるという感じでした。

要は自分から泥をかぶるというのをほんとにしない方だな、というのは前々から思ってました。とにかくほとぼりが覚めるのを待つという感じです。まあそれもひとつの戦略なのかもしれませんし、周りにそういうことを進言する方がいるのかもしれません。しかし今回はさすがに反発が大き過ぎて昨日の会見になったのだと思いますが、今まで自分からあんま釈明して来なかった、その経験の無さが昨日の会見によく出ていたと思います。

失礼ながらぶっちゃけ言いますと、甘やかされて来たツケが一気に吹き出した、というところではないかと思います。野党からは議員辞職を求める声も上がってるようですが、私も今回の発言は「前後の文脈が」だの「本意ではない」だの、とてもじゃないですがそんなので擁護できるようなものではなく、この一言で充分辞職に値するものだと思います。

ご本人は昨日の会見で「私が責任をとることで、何か皆さんの気持ちが収まるのであれば、どういう形であっても」と仰ってましたが、そうであれば、そうしていただきたいと思います。ご自分から。別に野党の方だけでなく、多くの被災者や、身近な方が被災者となった方々が、それを望んでおられると思います。


で、ようやく今月号についてですが、今月は有田の新ごみ処理施設と、和歌山市の職員自殺のことについて大きく記事にしました。

有田の新ごみ処理施設については、人づてに話も聞いてましたし、反対の看板も立ったりで私も気にはなってました。久しぶりに有田市が市政報告会をやると発表したので、当然このことについても説明があるものと思い、それ取材してから記事にしようと思ってたのですが、その前に毎日新聞さんにスクープされてしまいました(泣)

それで今月号の記事は思いっきり後追い記事になるのですが、ただ毎日新聞さんにも載ってなかった内容も盛り込めているとは思いますので、興味のある方はお読みいただければと思います。

で、肝心の市政報告会では記事の通り、市からはまったく説明はありませんでした。市側からすれば、市の事業ではなく広域組合の事業だからとうことなのかもしれません。しかし仮にそうであったとしても、広域組合の組合長は有田市長なのですから、説明があってもよかったというか、あってしかるべきだったと思います。

とにかく揉めてる案件なわけですし、毎日新聞さんのスクープにあったように、何やら裏で怪しいことがあるんじゃないの、という空気も漂ってきています。質問する内容に制限をもうけたのも、問題があったと私は思います。

今回取材した感想としましては、おそらくあの須谷で建てるのは、もう難しいんじゃないかと思います。反対している地権者の方にもお話うかがいましたが、あそこまで強く反対されていますと、まず説得は難しいんじゃないでしょうか。ごく数人ですが報告会のあとで地元の方に話をうかがっても、地権者以外にも反対している方、それも結構強く反発している方もいらっしゃる印象を受けました。

今まで取材してきた風力発電のことでもそうですが、こういう大型の施設は、地元、特に地権者の同意がなければ、後から説得するというのはかなり難しいものがあると思います。特に今回の場合は今の環境センターがもうあと5年、つまりそれまでに新しいごみ処理施設を建てなければいけないと期限も決まっています。

市や組合では、これからおそらくこの期限のこともふくめて地権者の方の説得にかかるのではないかと思いますが、仮に説得できたとしてもそれだけでも時間がかかりますし、たぶん、すべての地権者の同意を得るのは難しいと思います。

報告会の参加者の方とも話したのですが、不思議なのは、そもそも先にまずすべての地権者の方から「こういうの建てようと思うんですけど、実際やるとなったら同意してもらえますか?」みたいに言って先に内諾を得ておいて、それから事業をはじめるべきではなかったのかということです。これは結果論でなく、でないと今回みたいに反対する人が出てくると、結局計画自体がそこから進まなくなってしまいます。

まあ早い段階から「あそこに何かデカいもん建つらしい」とか情報が広まったら、いろんなことを考える人が出てくるかもしれませんから、内々に進めなきゃいけないというのは分かります。でも結局今こうなってるわけですから、リスクはあるにしても、先に内諾は得ておくべきだったのではないでしょうか(もちろん、それでも後から揉めることが絶対ないとは言えないでしょうが)。

今のような状況、行政と地元の方の言い分にかなり違いというか温度差があるようになってしまっている時点で、事業の進め方としてはかなり問題があったと言わざるを得ないと思います。

広域組合側としては、時間的には須谷で進めたい(でないと間にあわない)ということなのかもしれませんが、ここは一旦仕切り直して候補地の選定からやり直し、今度は先にすべての地権者の方に事前に内諾をとって、そこから進めるべきではないでしょうか。以前は白馬中学校の跡地も候補になっていたようですが、公有地の中から選ぶ、というのもひとつの考え方ではないかと思います。

ついでにと言っては何ですが、仕切りなおすのと同時に広川町・湯浅町にも、もう1回参加を呼びかけるべきではないかと思います。それともう5年後には間にあわないことも見越して、民間に委託するなり、他の地域の焼却炉で余裕のあるところがあればそこにお願いするなり、そういう目ぼしを付けておくべきではないでしょうか。

何せ今の環境センターはとっくに耐用年数が過ぎているものを、工事して延長操業している状態です。いずれ大きな故障があってもおかしくはないでしょうし、そういう事態に対する備えにもなると思います。

あとこの須谷に関しては、記事にしなかったことをふくめ、いろんな話を聞いてます。無理に進めようとすると、別のところで大きな問題になるのでは、という気もします。


というわけで、今月はこれくらいにしておきます。和歌山市の職員の方が自殺された件も、ほぼ1年ぶりにとり上げたのですが、あらためてほんとにひどい話だと思います。特に尾花市長の対応は、ネットの書き込みっぽく言いますと「控え目に言って最低」という感じです。

面会希望を断ったのにしても、ご自分の方から1対1でという条件を付けたのに、それを遺族側が断ったら「先方が断った」という言い方をしてますし、第三者委員会の設置なんかも当たり前じゃないかと思いますが、かなたくなに拒んでいます。

市長はその理由として「もう充分調査した」みたいなことを言ってるのですが、記事で書きましたように市の公正職務審査会は今回出した意見書の中で、災害補償基金による調査では死因につながるものはない、と書いています。

またこの意見書では審査会の調査にしても、自ら「なお、当然のことではあるが、この意見書は、当該職員の懲戒処分の軽重等を問題とする趣旨では全くない」と記していることも付記しておきたいと思います。つまり今までの市の調査は、市の不正や公益通報と自殺、その関係性や背景について網羅的に調査するものではない、と思われるわけです。

そこを調査するのであれば、当然、長年に渡るとされている不正の原因は何だったのか、なぜ長年にわたってそれが行われてきたのか、なぜ職員の処分はあんなに軽かったのか、そういったことについても分析・調査する必要があると思います。市長の今の態度は、そういった分析・調査をかたくなに拒み、それをしないままで、一連の問題について結論付けようとしているように見えます。

前にも何度か記事にしましたが和歌山県は全国的にも自殺率が高く、かつ高止まりしたままです。原因について以前県にうかがったときには「よく分からない」ということでしたが、私は今回の和歌山市の対応のようなことが一因ではないかと思います。本来不正であるべきことが「常識」とか「普通」になってしまうのでは、心ある方ほど、生きづらくなってしまうのではないでしょうか。

何か今月は怒ったり暗い感じのメルマガになってしまいましたが、明日から高校野球もはじまります。ここんとこセンバツでは甲子園に一挙2校出たりとか、和歌山の高校野球は上げ潮だと思うのですが、地方大会見ていても熱戦が多いように感じています。去年の新・新連合 vs 田辺とか、手に汗握る大熱戦でした。今年も有田・海南はもちろんですが、いい試合を期待したいです。それではまた来月〜

参考=
【ライブ】自民・鶴保庸介議員が会見 「運の良いことに能登で地震」発言【LIVE】(2025年7月9日) ANN/テレ朝 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=r6OWbRyXLIY
釈明会見でも鎮火せぬ鶴保庸介氏発言 「元同僚」からも痛烈批判: J-CAST ニュース【全文表示】
https://www.j-cast.com/2025/07/10505849.html?p=all
古舘伊知郎、鶴保庸介参院予算委員長の能登地震発言謝罪に「政治家特有の言い回し」「超上から」 - サンスポ
https://www.sanspo.com/article/20250809-MF3ZL2PIMBCOLOFWM7KUQEHLJQ/
Arikaina - 「和歌山の国会議員の秘書が、夜遅くまで会食」文春の報道に鶴保・門の両議員、沈黙
https://arikaina.com/_article/202103/secretaries-1.html
Arikaina - 海南市の葬儀社、自民党の国会議員に葬儀情報を提供 「死亡情報」を政治活動に利用か[1]
https://www.arikaina.com/_article/201109/sibou-1.html
ついに本人も認めた…!本誌が報じていた鶴保参院議員の旧統一教会の会合出席「証拠写真」 | FRIDAYデジタル
https://friday.kodansha.co.jp/article/291506#goog_rewarded
和歌山市公正職務審査会「意見書(公表版)(令和7年6月6日)」
https://www.city.wakayama.wakayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/058/952/ikensyo.pdf

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